谷沢の足跡

 

スラムダンクに出てくる谷沢龍二氏が単身渡米し事故死した年齢を知って驚いた。

24歳である。大学に通っていた描写があったことから、恐らく卒業を待つことなく現地に憧れて飛び出したと見える。

 

安西先生が彼の姿を見て放つ言葉が、かの有名な「まるで成長していない」である。

時間をかけて教えようと思っていた基礎が抜け落ちており、1-2年という貴重な時間を無為に過ごしてしまったことが知れるセリフである。

教育をしてくれる人は、ある程度責任を持ち、自分の豊富な(人によるが)経験に当てはめた上で1年後2年後こうなるだろうというビジョンを持って教えてくれる。

 

今自分の立っている状況を客観的に見つめると、実に谷沢的であるなと思った。

こうしてブログを書いて客観的に見ることがなければ、彼のように絶望する未来もあるかもしれない。

 

先人たちの足跡をたどり、学ぶことは学ばなければいけない。谷沢氏からは24-25歳の自分が身につけなければいけない基礎と、ある程度先のビジョン、プラスアルファのUSCPAである。

そもそも、教えを乞える人がいない中で一人よがりかつ天狗になっていてもしょうがない。かといって思考停止して毎日を無為に過ごすのはもっともったいない。

 

今日の夜改めて考えてみたいと思う。